①では、自然と一体となるようなイメージを皆さんに分かってもらえたと勝手に解釈しています。
ハッタリ難易度★-4つということで発表しましたが、これは回を重ねていく度にさらに難易度が上がるわけではないので安心してください。
理由としては「ジャンルそれ自体がマイナー故、難易度が高いから」です。
最初から高いのにこれ以上上がったらさすがにやってられませんよね。ちょっと覚えておけばそのマニアックさ故周りも深く追求してきません。
とっかかりさえ上手くいけばあなたもカントリー通(ハッタリ)です。
もし、あなたが本気でカントリーを極めるとするならば。民族音楽などを考慮すると相当な努力が必要になるでしょう。
例として「ヨーデル」や「ホンキートンク」などという完全な民族系になるともはやハッタリの付け入る隙などありません。
ヨーデルなんかはもう高音でヨロレイホーとか言わなければいけないです。
あくまでも「ハッタリカントリーでいいや」という、音楽のちヽをはじめとする根性なしは、タワー○コードで購入できる範囲での知識の制覇に尽力しましょう。
唐突ですが前回①を書いているうちに、「ある意味音楽を一番好きでやっているのはカントリーのミュージシャンなのかもしれない」と思うようになりました。
いや、ほらだって・・・現代ではあんまり売れ筋ってわけじゃないじゃないですか。
そこを敢えて逆行する魂は半端じゃありません。サウンド的にも打ち込みドラムなどは以ての外です。
楽器を始めるのは「モテたいから」という話は良く聞くところでしょう。男ならなおさら。
さらにその先には「大富豪になりたい」という更に大きな目標をしたたかにも夢見てしまうものなのです。
というよりその夢ってやつはほぼそこまでがワンセットです。大抵の人に当てはまります。
しかし、カントリーは自分が楽しむことが本意なのでそれがありません。無の極致ですね。何故って、金や名声のための音楽ではないからです。
ギター1つにしてもイングヴェイ(・マルムスティーン。高速ピッキングで超有名)には目もくれないだろうという意志の強さを見せます。
なんて時代に、世間に逆らっているのでしょう。パンクロックが「有言実行」なら、カントリーは「不言実行」の頼りがいのあるタイプです。
以上、ここまで偏見100%で書きました。ご意見ありましたら批判以外ガッツリお待ちしています。
さて、今回の音楽です。
Just Who I Am : Poets & Pirate/Kenny Chesney
アメリカのカントリーのカリスマ・Kenny Chesney(ケニー・チェズニー)です。
ルックスもイケメンですね。トレードマークのカウボーイハットを被れば、もう気分はケニーです。
衣装にほとんど出費が無いのがカントリーの良いところですね。少しジーンズに汚れがあればもう完璧です。
思えばカントリーとの出会いはケニーからでした。
某国のH○VにてCDを物色していたところ、目に留まったわけです。自然すぎる出会いですね。
もう少し言うと、日本と違い各店員さんのオススメのCDが定期的に更新されて発表されるのです。
たまたま最初にレジを打ってくれた店員さんの名前をキモくも覚えていた自分は誘われるように購入の流れになったということです。
(ちなみに最初に買ったのはレゲエのオムニバス版でした。それも当たりだったので今後レビューしていきたいと考えています。)
もし、少しでもカントリーに興味があるなら初心者にも親しみやすいので、手に取ってみてはどうでしょうか。
なお、ケニー本人の声は軽いようで良く通る、存在感のある声です。
バックが鍵盤メインでもギターメインでも主張が強く、それがケニーの曲としての確固たる存在を示しています。
オススメはこの曲。
・Got A Little Crazy ・・・ 祭の後の雰囲気。夏が終わり、これからまた新たな季節が始まるような、なんていうかカントリーの基本。
・Shiftwork ・・・ ハーモニカまで使って楽しみすぎな曲。ケニーらしさ満載。たまに感じる力強さがたまらない。
・Tequila Loves Me ・・・ 1人で聴きましょう。雰囲気を破壊しないような動物を添えると尚良し。(毬藻・メダカなど推奨)
前回の締めで「世間の音楽が電子音に聞こえるようになる」と書きましたが、カントリーを深く極めると他の曲が雑音になるかもしれません。
そうなると、ハッタリ音楽的には本末転倒ですが、それもまた幸せの1つの形ならいいんじゃないかと思います。
たまにはこんな雰囲気もいいかもしれませんね。ラーメンで言う「塩ラーメン」にあたるポジションだと認識してください。
我ながら最高の比喩表現かと思ってしまったのですが、こちらもどうでしょうか?批判以外、どしどし意見をお願いします。
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