非常に個人的な話になるのですが、「ケーキに味噌汁」が最高に相性が良いと感じます。
一見、全く違う個性なのに何故か非常に惹かれあうものがここにも存在しています。
片や高貴な趣味としても確立されている"陽"こと「音楽」、
対して1人ジメジメとした部屋に籠もり自分だけの世界を展開する"陰"こと「ゲーム」。
この"陰"の部分は文字の表面だけ見ると一瞬「アレ?アニソンと一緒じゃね?」と印象を持たれる方も多数いるかもしれません。
しかし、根本的な部分から違いがあることをここで勉強しておきましょう。
まず概念からですがゲームにはそれぞれの家庭のエピソードが付き物です。
例えば、パスワードを1つ写し間違えたばかりに苦労が水の泡や、接触が悪いときにカセットに「フーッ」と息をかけるなどが代表ですね。
ゲームにはそんな「懐かしさ」を含む思い出がたくさんあります。(アニメにもあるはずですが、後日そこは触れていきましょう)
特に同年代の男同士の時は音楽の話よりゲームの話の方が花が咲いてしまうかもしれません。
もしそうならしめたものです。ハッタリ音楽知識がバレることなく会話ができてしまいます。
その上、今までジメジメしたところでゲームばかりやってきた方ならば、不慣れな「音楽」というジャンルで背伸びをする必要も一切ありません。
それでは、アニソンとゲーム音楽の世間の評価的な視点から違いを比べてみましょう。
かなり偏見ですが、今更でしょう。
■ゲーム音楽
・子供の時はほとんどの人が本気で取り組んでいた
・ボスなどの記憶に残る戦いの時の音楽に燃えた
・並ばないと購入できないなどの「社会現象」が起きた
・場面ごとに作られたそのシーンを際立たせる演出
■アニソン
・大人になってからは限定された人だけ本気で取り組んでいる
・オープニングの声優の歌に萌えた
・真夏にも関わらず声優の握手会に暑苦しい行列ができるなど「社会問題」になった
・曲の合間に入るセリフは子供ではなく大人の視聴者のためのもの
*あくまでも個人の視点なので反論は程々にしていただければ嬉しいです。
どうでしょう、同世代の男なら文句なく共通の話題ですから9割9分話は盛り上がる方向になるでしょう。
日本人はとかく、昔話・思い出話が大好きな生き物です。
上京でもして知らない人達に囲まれると共通の話が無いからが原因なのか、とにかく誰かの自慢話・説教が始まるのが世の常です。
そんなときに共通の話題でその場を盛り上げる手段としてかなり有効ですので、ゲーム嫌いな方も毛嫌いせず、聴いてみると良いかもしれません。
ウマが合わないと思っていた同じサークルのA君とも「ロックマンの敵」の話で一生の親友になれるかもしれません。頑張ってください。
しかし、この点もそれなりの音楽知識があった上で成り立つものです。
ゲーム音楽オンリーでは"単なるゲームオタク"の烙印が押されてしまう危険があるので注意しましょう。
1つだけアドバイスを。
もしあなたが少しでも楽器ができるなら・これから始めるのなら、ベンチャーズや猫踏んじゃったの前に
ちょっと有名どころのゲーム音楽の触りだけでも弾けるように頑張ることをオススメいたします。
音楽をやっている人は基本的にオタクです。統計から確実に10人いれば1人はアニメオタクは混ざっています。
かといってその中でも公にアニメオタクというのを隠す人・隠さない人が存在します。
アニメタルほど徹底していれば格好良いレベルまでいくのですが、まだ世間に対して恥じらいがあるのでしょう。
実はホモ系の同人誌を書いている可能性もあります。とにかく隠している人はオタク扱いをされるのを嫌がります。
この手の人達はアニメオタクであろうとなかろうと、ゲーム音楽にはほぼ食いついて来ます。
何故かって、それはアニメより市民権を得ているからです。知っていることを周りに知られることに恥ずかしさなどあるはずもありません。
まだまだ日本のゲーム業界は伸びていくでしょう。すなわち、この状況が今後も続いていくということです。
それこそ世代の壁はあるかもしれませんが、サブカルチャーとしてゲーム音楽を押さえておく事は = (イコール)自分の居場所を確保することと同義になるかもしれません。
「誰よりもマニアックな話をしたい」と背伸びだけせず、たまには周りのレベルに合わせて親近感を与えるのもハッタリ力アップです。
ゲーム音楽だけは限られたオタク度を存分に発揮できる場所です。ここも絶対に押さえておきましょうね。
*もしゲームを禁止されている家庭に育った方がいたら嘘でも「ゲームやり過ぎて(親に)片付けられちゃった」と言えば「あるある!!」となお一層場が盛り上がること請け合いです。
諦めないようにしましょう。
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