難易度・・・★★
曲の構成の中で、華となるパート・ボーカルを敢えて採用しないことで、より深い音楽性を主張するインストゥルメンタル。
演奏力のみで勝負するその世界感は、作曲者の表現力を純粋に形にしています。
実際、クラシックなどもこのインストゥルメンタルの一種であるのですが、管楽器を使うか、オーケストラのような形式を取っているかどうかというところで区別されます。
こちらは一切飾りなどありません。
そして、ルールや形式もありません。楽器の表現だけで勝負しています。
極端な話、スタイルは関係ないので純粋な音楽として楽しんでください。
ハッタリになりませんか?いや、本当すみません(棒読み)。
サウンドトラックなどもこの種類に含まれるのでしょうか。
この機会に映画音楽なども聴きつつ、映画通も目指してみては??
*ただ、欲張るとロクなことがありません。まずは音楽通を極めてからにしましょう。
オススメはこちらです。
ヨーヨー・マ ベスト・アルバム
インスト・ミュージックの重鎮、ヨーヨー・マ(yo-yo ma 馬友友)です。
NHKの”シルクロード”シリーズや、音楽のちヽも大好き”世界の車窓から”でおなじみです。
チェロ中心の演奏になるわけですが、曲ごとのコンセプトが壮大です。
*以前間違いで「バイオリン奏者」と記載したことによりご連絡をいただき修正いたしました。ありがとうございました^^
砂漠や水などの自然の力の表現はヨーヨー・マ以上は現在の音楽界では存在しないのでは、と勝手に思ってしまっています。
とにかく繊細なその演奏には力強さも溢れ、魂だけ世界旅行してしまうことも可能です。
毎日同じことの繰り返しの方は体育座りをしながら聴いてみてはいかがでしょうか。
電車の窓から暮れていく夕日を見ながらも雰囲気MAXです。特にシルクロードシリーズ は鳥肌モノです。
実際に砂漠に行ってみて聴きたいところですが、リアルな話では音楽より水の方が欲しくなりますよね。
そうですよね。
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