その①では王道も王道、ビートルズについて触れてみました。
まぁ、POPSとはカントリーとは少し違った意味での大衆音楽であることから、王道こそ勝利だったりします。
今回その②で紹介するのは、こちらも王道の2組です。
ビートルズに勝るとも劣らない有名どころですので、必ず押さえておいてください。
なお、ここまではあくまでも王道です。時間の関係でここまでしか読めないでハッタリに臨む方は さりげないテクニックを の項を事前に読んでおいてくださいね。
まずはこの一組です。
「カーペンターズ (Carpenters)」です。
ベスト・セレクション
ビートルズ同様、嫌いな人はまずいないでしょう。シンガーのカレンが拒食症にて若くしてこの世を去ったのが非常に悔やまれます。
特にこのカーペンターズは(仮に)現在まで活動していたとしても方向性を一切変えることなく、POPS界を引っ張っていってくれたに違いありません。
そう考えてみると、POPS界には相当な痛手です。
競馬に例えると、3歳で三冠制覇間際に骨折で引退、その際に精密検査で判明した何かの病気で”種馬になれない”と烙印をおされたような状況でしょうか。
意味がまるでわからないかもしれませんが、とにかく痛手なのです。
とりあえず冗談ではなく音楽としても、芸術としてもハズレ無しの曲ばかりです。実は昔日本にもコンサートに来ているみたいですね。
その時代に生きていたかった・・・。
兄妹のユニットで、楽器は基本的に兄のリチャード・カーペンター、歌は妹のカレン・カーペンターという構成。
兄貴が他の人(チャラい彼女)とかをシンガーとして採用しなかったのが20世紀最大のファインプレーと思います。
勝手に選ぶ名曲
・Superstar ・・・ 音楽のちヽが”世界で最も美しい曲は”と問われたらコレを挙げるでしょう。月並みですが・・・。
・Please Mr. Postman ・・・ なんかコレだけちょっとイメージ違って陽気な感じです。他のが陰気ってわけではないですが。
・Rainy Days And Mondays ・・・ 言葉一つ一つに力が宿っています。本当、何で死んでしまったのでしょう・・・。
もちろん王道ですから、「Top Of The World」とか「Yesterday Once More」とかも押さえておきたいですね。
2回に1回はハッタリでなく本気で聴いてほしいです。個人的な希望ですが・・・。
次はコレです。
少し前のものが続きますが・・・。
「The Beach Boys(ビーチボーイズ)」です。
The Beach Boys
もう名前見てそのまま、アメリカ西海岸の少年達が集まって作ったような音楽ですね。
取り様によってはロックでもあるのですが、敢えてPOPSに分類しました。
だってもうね、夏の大衆音楽になってしまってるような気がしちゃいましたので。
一説によるとビートルズに感化されて作った曲もあったようです。USとUK、海を超えて対立があったという浪漫ですね。
この点を余談として語るとハッタリ度アップにつながりますよ。
とりあえず全体として音が軽いのが多いですね。
何も警戒せず聞いてしまってください。車でかけちゃってください。厳かな席では勘弁してください。
ストラトキャスタータイプのギターを手に入れた方はまず、1人でビーチボーイズとベンチャーズのギターパートのコピーに勤しむことが
夏を逞しく生きることの近道になるでしょう。
勝手に選ぶ名曲
・Little Deuce Coupe ・・・ 飾りっ気なし。最初から最後まで同じ調子だけど何故か飽きが来ない。何度も聴きたくなります。
・Surfin' Safari ・・・ スクールロック・テイスト。個人的にコーラスが秀逸かと。単調なギターソロが名曲を更に引き立てています。
・Surfin' ・・・ 三流っぽい(笑)けどなんか癖になる・・・。
・Surfin' USA ・・・ これは誰でも知ってるでしょう。懐かしくも感じたりします。
名前に「Surfin'」ばっかですね。
とりあえず、ビーチボーイズを聴いて思ったことは本能には逆らえないってことでしょうか。
POPSが手放せなくなる夏になりそうですね。夏的にも、ハッタリ的にも。
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