難易度・・・★★
REGGAEは「レゲエ」と読みます。
日本ではヒットチャート的に見ればあまり売れ線とされていないため、馴染みの無い方も多いかもしれません。
イメージとしては南国っぽい曲調です。
ハワイやらグアムやら沖縄やらをドライブするときのBGMとしてはこれ以上無難なものは無いでしょう。
とりあえず、そのとっつきやすく気取らないスタイルから現在ではREGGAEも世間一般で耳にするようになりました。
特に夏の海では大活躍です。ROCKERもドクロのTシャツを脱いでこっそり聴いているに違いありません。
とりあえず、メッセージとしては"反植民地制度"が主でしょう。
ルーツが植民地で苦しい生活を強いられた貧民の音楽です。明るい曲調の裏には熱い想いがこめられているのです。
変に「このアーティスト」とこだわるより、オムニバス版をチョイスした方が嫌味もなく、ハッタリが利くでしょう。
それでも涙ながらに深くハッタリを利かせたい、とおっしゃるならば、基本から押さえていきましょう。
Roots, Rock, Remixed / Bob Marley
もうREGGAEと言えばこの人以外は無いでしょう。
ボブ・マーリーです。REGGAEの中でも、どれだけ時が経っても間違いなくNo.1だと思います。
その心に響く声は、どんな国でもジャマイカに変えてしまう勢いです。
タバコを吹かすその仕草が更にカリスマ性を引き立てています。
聴いてみたら、とても引きこもっている場合ではないと気付くことでしょう。
その気になれば空も飛べるかもしれないと気付くかもしれません。目を覚ましてください。
ただ、スタイルに関しては賛否分かれるところでしょう。
天然パーマの貧民が髪を切らず、伸ばしっぱなしにしてアフロになった髪型を編みこんだのがドレッドです。
*ボブ・マーリーもドレッドです。相当長いです。
基本的にはその背景から昔ほどではありませんが、一部からは不潔なイメージがあることは頭に入れておいてください。
格好だけをというこのハッタリ音楽学校の校風からは、曲の難易度は関係なく、
あくまでもファッションとしては素人は敬遠した方がいいかもしれません。
*特にドレッドは日本人では平○堅くらい彫りが深くないと違和感ありまくりです。
それでも、ボブ・マーリーは永遠のヒーローです。
その事実を事ある毎に口に出していけば、REGGAEがわかってくるでしょう。
POPSは基本過ぎる、でもROCKは柄じゃない方は極めてみればいかがでしょうか。
まずはオムニバス版+ボブ・マーリー一枚をとりあえず手に取って南国を走るところからはじめましょう。
それ以外のアーティスト?・・・何を言ってるんですか、REGGAEはオムニバスで聴くのが一番でしょう。
|