難易度・・・★★★
最も高貴な音楽、それがクラシック。
英語ではクラシックと言っても通用しないので、ここは我慢してClassicalと言う努力をしましょう。
オペラやオーケストラのような形態で演奏される音楽全般をこう呼びます。
クラシックは管楽器や弦楽器、打楽器も備えたもはや軍隊です。音楽的にも趣味的にも最強と呼べるでしょう。
このジャンルは、ほぼ小学校の音楽室に写真が貼ってあった人達の独断場です。
現代でも作曲家は多数存在しますが、モーツァルトやバッハなどの偉人が大きすぎる感があります。
その歴史の重みでしょうか、歌が無いからでしょうか。敷居が高いと感じられることも多々あるようです。
とりあえず一般的なクラシックの世界はこれと言った努力などしなくてもCMで聴くことができます。基本はカレーのCMです。
しかし、そこで気付いて欲しい。何故難易度が★★★なのか。
これは歴史が深い故です。自然淘汰にて、あまり一般受けしない部分は長い時を超えて隠蔽される世界だからです。
有名な曲はカレーに乗ってお茶の間を流れますが、さほどカレーに合わないものはオムニバス扱いです。
逆に有名なものはカレーを食べる人なら誰でも知っているので、残念ながらあまりハッタリにならないのです!!!
Canonなどが最たる例でしょうか。知ってて当然、語ろうと試みようものなら「つーか卒業式の曲だろ」で終わってしまいます。
ベートーベン・バッハ・モーツァルトなどは有名過ぎて、CDではなくDVDを持っているくらいの徹底でなければ話になりません。
*もちろんDVDパッケージの中身はカラでもハッタリ的に問題はありません。
とにかく、大人な雰囲気のクラシック通と言う設定でハッタリを通したいならば普段自分が発したことの無い発音の作曲家を選択しましょう。
今回、イチオシはこれです。
Pachelbel: Canon & Gigue
ええ、Canon(カノン)です。
さっき話にならないと言ったばかりですが、カノンです。
ただ、世間に有名なのはカノンの部分だけです。作曲家はパッフェルベル氏ですが、一発屋として扱われる傾向です。
しかし、タイトルを見て「&」があるのに気付きませんか??
そうです、カノンは「ジーグ」という曲との2部構成になっているのです!!!
もちろん卒業式でも悲しげな部分であるカノンの部分しか使われません。
悲しいときー!の人達もそうです。コンビ芸人なのに、ボケだけ売れてしまう傾向に非常に酷似しています。
実際に聞いて欲しいところですが、簡単にジーグを表現すると「スタンダードなクラシック」です。
カノンからジーグに変わる瞬間を意識すると面白いかもしれません。
当然ですが、この知識はいかにも最初から自分で知っていたかのように話さないと意味がありません。
基本として必ず押さえておきましょう。「カノンとジーグ」です!!!!
知識として、あなたの頭のCDラックに必ず入れておいてください。
あと、クラシックではありません。Classical(クラシカル)です。
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