「人の振り見て我振り直せ」という言葉があります。
これは意味合いとして、「人の悪いところを反面教師として、自分の悪いところを直しましょう」という意味で使われます。
ただ、ROCKな世界では必ずしもそうであるとは限りません。
多少頭脳が芳しくないROCKERの皆様も存在します。そうでない方々も自分の都合の良いように解釈するのがROCKなのです。
・人の振り見て我振り直せ ⇒ (変換後) 人のfree見て我free直せ
上記はあまり頭脳が芳しくないROCKERの方の座右の銘でした。
昔会ったことがあるROCKERの方曰く、「人が自由(free)にしていたらそれ以上に自由でありたい。」という名言だか良く考えたらそうでもないことを教えてくれました。
なるほど、自分は誰より自由でいたいということなのでしょう。
今の時代、ROCKなスタイルを音楽的だけでなく生き方として貫く以上こうでないといけないのかもしれません。
まあ最近はあまりROCKは流行に乗っているとは言いがたいところもあるので、逞しくありたいところですね。
さて、今回のオススメです。
エリック・クラプトン・ソロ
Eric Clapton(エリック・クラプトン)です。
元々はイギリスのヤードバーズというグループでギタリストしていました。
このヤードバーズも正統派というか、一時代を築いたロックグループだったのです。
しかし、そこはバンド、音楽性やら人間性やらの対立により脱退、その後にブルース・ブレイカーズ→クリームを経てクラプトンの才能がソロで花開いたということです。
実際は上記以外のバンドでも活動していたのですが、有名どころということで挙げてみました。
年配の方でハッタリが必要な方はそれ以外の所属バンドも必ず調べておきましょう。
その際はフェンダーのストラトキャスターを磨きながら語ると効果は上がります。
・After Midnight ・・・ 一見軽いギターサウンドだが、歌を大事にした故のこと。時折見せるギターの主張が最高。
・LAYLA ・・・ 有名な音楽人(ジョージ・ハリスン)と1人の女性を取り合ったというエピソードがある名曲。力強いボーカルが印象深い。
・sunshine of your love ・・・ 怪しげな始まりだが構成が完璧。上記とは違いギターを聞かせる曲。
ROCKのカリスマ的なところがあるため楽器(特にギター)をやっている人には下手なハッタリでは通用しないかもしれません。
それはさすがに相手の怒りを買ってしまうかもしれません。
友達経由の初対面の人に、断りもなくあだ名で呼んでしまうくらい痛々しい出来事です。そうならないようにROCK編①からしっかり読んでおきましょう。
次はコレです。
Take This To Your Grave /Fall Out Boy
Fall Out Boy(フォールアウトボーイ)です。
サマーソニックやら何やらにも出るそうなので必ずチェックしておきましょう。なお、"ボーイズ"と複数系ではありません。
ROCKシーンに新風を巻き起こしているグループです。古いROCKファンから、HIPHOPしか聴かないような人までどんなタイプでも受け入れ態勢となっています。
歌モノとしても、演奏だけ聴いても楽しめる今までのROCKを覆す可能性のある音楽性ですね。
・This Ain't A Scene, It's An Arms Race ・・・ 長いのでタイトルは覚えなくても可。しかしこれは会心の一曲。
・Hum Hallelujah ・・・ 演奏のしっかりしたPUNK ROCKといったところか。一曲通して盛り上がる要素満載。ハレルヤ。
・Golden ・・・ バラードです。ROCKにバラードは不要と思っていたのだが・・・つい聴いてしまいます。
あと、上記に加えて盆踊りみたいなのもあります。
なんか若さでしょうか、いろいろな試みで聴いている方を飽きさせないようにしているのでしょうか。
それとも単純に自分達が楽しんでいるのでしょうか??
どちらにしろクラプトンとともにROCKERなら必須になりますね。
自由でいることとROCKERであることが同義であるとは限りません。
ただ、ROCKERは自由なのです。
あのチャップリンも人生に必要なものとして「ほんの少しのお金」を挙げていました。
ROCKERも知識が問われる時代です。ハッタリとはいえここで差をつけましょう。そして墓まで持っていきましょう。
そしていつか雑誌のインタビューなどで言ってください。
「人生に必要なものはほんの少しのハッタリ」だと。
まあ、ここまで読んでそのまま実行したら少しじゃないですけどね。
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