さて、心の準備が出来たところで早速形から入っていきましょう。
”音楽通”にもそれぞれコンセプトがあります。それこそ音楽のジャンルの数だけこだわりがあるわけです。
まずは国内ヒットチャートから自分の好きなジャンルを選択してみてください。
男性の場合はメンバーの中に好きなタイプの女性がいるかだけで判断しても構いません。
「不純」と感じる方もいるかもしれませんが、大丈夫。それも後に生きてきます。
*「恥ずかしくない邦楽」編で説明予定です。
形から入るとは言っても、何をしたら良いのかというのが分からないかもしれません。
まずは、音楽通の共通語、「音楽無きゃダメなんだよね~」を地で行く努力をします。
さほど難しく考えず、実際にこの台詞を人前で口に出していけばまずは合格です。
部屋の中ではただただ篭っているだけでなく常に音楽をかけていましょう。
家族の迷惑にならないことを守っていれば、特に何かを言われることはないでしょう。
他所様に聞こえて恥ずかしい歌(アイドルソングなど)を聴く際は、窓が閉まっているかの指差し確認を忘れずに。
いざ音楽をかけても、特に注意して耳を傾ける必要はありません。
「音楽があること」が前提なのですから。音が邪魔なら耳栓をしても良いくらいです。
音楽がある部屋にあなたがいることだけが重要なのです。
ハッタリになるような無難な音楽CDなど所有していない人は、テレビを常につけていれば大丈夫です。
放送法やら何やらで、「○秒以上の無音は放送事故」となるようなので、とりあえず目標は達成です。
奇跡的に友人が家に来るとき、「音楽が無いとダメなんだよね」と言ってテレビをつければ、友人もあなたを見直すでしょう。
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