難易度・・・★★★★

METALとはヘビー・メタル、重厚な鋼のような音楽ということです。

イメージではツインギター・ツーバス・ハイスピードという、ある一定の年代からは非常にニーズの低い音楽です。

しかし、このジャンルの走りは今の60～70歳くらいの人達から始まっているというから面白かったりします。

一般的に「激しい」とされる曲調ですが、曲自体は細かいテクニックによって綿密な構成になっています。

各パートそれぞれが高い技術を持っていなければとても人前に出られるようなMETALバンドにはなれません。

METALは"聴く"ということに限ってならば、ROCKのステップアップとすればさほど敷居の高いものではありませんが、

もし"演奏"をすることを前提として目指すなら並大抵の努力では済みません。

ギターでは玄人を唸らせるようなソロ、ベースでは決して狂うことの無く重厚なサウンド、ドラムでは激しいながらも繊細なプレイが要求されます。

そしてその中でも絶対的な存在感・説得力のある歌唱力を持ったボーカルによってMETALの音は構成されています。

そのような超絶メンバーの一員として活動するわけなので必然的にMETALバンドはナルシストばかりです。

もう一つの特徴としてMETALファンは話が長い人が多いです。

一般の方とは基本的に相容れず、あくまで偏見ですが独身男性の割合が一番多いのもMETALファンならではです。

現在は日本のメジャーシーンにMETALバンドが皆無であることから、ファンの目線はほぼ海外中心です。

ここでこのサイトのコンセプトを思い出してみましょう。

「音楽通＝洋楽通」です。先入観を持たず、一度は通ってみてもいいのではないでしょうか。

CDショップでも独特の雰囲気のあるコーナーですが、勇気を出して一度手に取ってみましょう。

＊もしどうしても勇気が出ない方は　⇒　　 で試聴しつつ借りてみてはどうでしょうか。

CDジャケットの独特さも、METALの特徴の一つです。

どうでしょう、分かりやすく言うとクソゲーの説明書の絵みたいな感じです。

もちろん格好良いものもありますが多くはアーティストの趣味なのでしょうか。

年頃の弟の手の届くところにうかつに置いておくと誤ってブック○フに売られてしまいそうな勢いです。

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まあ、右側の方が先ほど言ったような"クソゲー"っぷりを出していますが中身は本物。

・You've Got Another Thing Coming　・・・　演奏だけじゃない。日本語訳もしっかり見て知ったかぶろう！

・Metal Gods　・・・　最もJudas Priestらしいと思います。タイトルからしてもう・・・。

・Hellrider 　・・・　ロブがハーレーに乗ってやって来る！！そんなイメージ。

あ、言い忘れましたがメインボーカルのロブ・ハルフォード氏はゲイです。それも一つのステータスとなっています。

他のメンバーの技術も相当なものですが、このロブ氏、声域は4オクターブもの高音域までカバーしています。 (表現すると男性版マライア・キャリー)

METALは敬遠されることが多いと感じますが、"Judasは特別なんだよね"でハッタリ成立です。

必ず押さえておいてくださいね。